94年プロ野球開幕直前まで流れていた、意表を突くCM。長嶋監督の現役引退時の「巨人軍は永遠に不滅です」のシーンに大きな赤いバツ印が書かれ、「巨人を棄てる」のコピーが出る。ポスターには「サビついた栄光に、カビのはえた伝統に、しがみつくのは、もうヤメです……」とあるが、テレビのCMは衝撃的すぎた。いかにJリーグを意識したにせよ、親会社から「奇をてらいすぎる」とクレームがつき、3日間だけの短い命に終わった。もっとも、この覚悟がよかったのか、長嶋巨人は94年、最終戦130試合目で中日を降して、念願のリーグ優勝を果たした。
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