新素材の出現により釣り道具の進化には目覚ましいものがある。例えば、さおの素材は竹からグラスファイバー、カーボングラファイト、ボロンへと広がり、リールもより軽量で、高性能なものが開発されている。また、電動リールの普及により、深い海の釣りが可能となった。ほとんど伸びのない糸やこすれやねじれに強い糸も開発され、釣りのテクニックも変化してきているように思われる。半面、最近注目されている、糸をロッドの中に通すインナーガイドと呼ばれるシステムは、江戸時代から江戸前のハゼ釣りなどで使われていたものであり、また、フライフィッシングではバンブーケーン(竹製の六角さお)が人気を集めるなど、進化と同時に多様化の傾向も見られる。
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