愛知県田原市保見町にある縄紋時代晩期(3000~2300年前)の貝塚遺跡。1903年に報告され、その後、調査が行われてきたが、2012~13年の保美貝塚発掘調査団による調査により、盤状集骨墓がみつかった。盤状集骨墓はこの地域の縄紋時代貝塚に特有の埋葬法であり、遺体が白骨化して後に、四肢骨を平面方形(井桁状)に配置して、その中に頭骨など他部分の骨を納めて再葬したものである。今回みつかった例は、平面は方形が二つ連接して(日字形)、上下を2段に積むものであり、従来知られていなかったものである。約10体分の遺骨が集積されていて、その親族・社会的関係の解明が期待される。
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