imidas - 情報・知識&オピニオン

連載

【今週のことば】徒手空拳/蛇が蛙を呑んだよう/思う壺に嵌まる

集英社辞典編集部編

徒手空拳
(としゅくうけん)

なにも手にもたず身一つであること。素手。自分の力だけで、他になにも頼るもののないこと。「徒手」と「空拳」はともに、手や拳(こぶし)になにももたないという同じような意味で、その言葉を重ねて強調したもの。

〔例〕「汚い陰謀にはめられたが、地位も役職もなくした今、こわいものなどない。徒手空拳で戦うつもりだ」とか、「日本は連合国に対して、ほとんど徒手空拳で立ち向かった」などと使ったりする。
〔類〕赤手空拳(せきしゅくうけん)
――「赤手」は、「徒手」と同じ意味で、手になにももたないこと。

◆その他の四字熟語はこちら!【スピーチに役立つ四字熟語辞典】

蛇が蛙を呑んだよう
(へびがかえるをのんだよう)

長い物の途中が膨らんで、不格好なことをいう。

〔類〕蛇が鼠(ねずみ)を呑んだよう 
〔出〕雑俳(ざっぱい)・柳多留(やなぎだる)
〔会〕「やあ、中島君じゃないか」「10年振りだな」「それにしてもそのおなか、どうしたんだい。蛇(へび)が蛙(かえる)を呑(の)んだようだぜ」「そういうきみも人に言えないぜ」

◆その他のことわざはこちら!【会話で使えることわざ辞典】

思う壺に嵌まる
(おもうつぼにはまる)

予期・期待どおりになる。うまく思っているとおりになる。「上手を取られてもがけばもがくほど、横綱の思う壺に嵌まってしまう」

〔語源〕「壺」は、ここでは、博打(ばくち)でさいころを入れて振るもので、思ったとおりの目が出る意から。

◆その他の慣用句はこちら!【ルーツでなるほど慣用句辞典】

著者情報

集英社辞典編集部編

関連記事

新着記事

imidasの更新情報をお届けします。