imidas - 情報・知識&オピニオン

連載

【今週のことば】切磋琢磨/伯仲之間/鎬を削る

集英社辞典編集部編

切磋琢磨
(せっさたくま)

骨・角、石、玉などを切り磨き上げるように、自分の身についた学問や技術などを、よりいっそうすぐれたものにするために磨きをかけること。また、互いに、抜きつ抜かれつして競い合い向上すること。「切」は刻む、「磋」はやすりですり磨く、「琢」は打つ、「磨」は石で磨くの意味。「切瑳琢磨」とも書く。

『詩経(しきょう)―衛風・淇奥』に記述があり、また、『童子問(どうしもん)―中』に、「悦己議論同、而不己意見異音、学者之通患也。学問貴乎切磋琢磨」とある。

〔例〕卒業のときのスピーチなどで、「諸君は、日々努力を重ねて、晴れの日を迎えられたわけでありますが、これからも学園での勉学の日々を忘れることなく、さらに切磋琢磨されて、りっぱな人間になられることを望んでやみません」というように使ったりする。

◆その他の四字熟語はこちら!【スピーチに役立つ四字熟語辞典】

 

伯仲の間
(はくちゅうのかん)

(「伯」は長兄、「仲」は次兄で伯仲は兄弟をいう) どちらが勝っているか負けているか、判定しにくいことをいう。

〔類〕兄たり難く弟たり難し
〔出〕魏文帝(ぎのぶんてい)
〔会〕「明日の部内コンペ、おもしろくなりそうだな。キャリア抜群の部長か、飛ばし屋の課長か……。ゴルフ部出身の新入社員も入ったしな」「ああ。実力伯仲の間だな」

◆その他のことわざはこちら!【会話で使えることわざ辞典】

鎬を削る
(しのぎをけずる)

相手に負けまいとして激しく争う。「毎年、あの学校のチームとは王座をかけて鎬を削るライバルです」

〔語源〕「鎬」は刀の刃と背との境界に稜(りょう)を立てて小高くした部分。互いの刀の鎬を削り合うように激しく斬(き)り合う意から。

◆その他の慣用句はこちら!【ルーツでなるほど慣用句辞典】

著者情報

集英社辞典編集部編

関連記事

新着記事

imidasの更新情報をお届けします。