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【今週のことば】三尺秋水/大根を正宗で切る/伝家の宝刀を抜く

集英社辞典編集部編

三尺秋水
(さんじゃくのしゅうすい)

3尺は約90センチ。剣の長さがだいたい3尺あるので、ここでは剣をさす。「秋水」は、冷たく澄みきった秋の水という意味から、転じて、刃の澄みきった剣のことをいう。

〔例〕「この三尺秋水の美しさ。見ているだけで心が洗われるようです」とか、「三尺秋水、月夜にきらめいて、バッタバッタと夜盗どもを斬りまくるちゃんばらものが、テレビの視聴率を上げています」などと使う。
〔類〕三尺之剣(さんじゃくのけん)

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大根を正宗で切る
(だいこんをまさむねできる)

ありきたりの大根を切るのに、名刀の正宗で切るというのだから、実力者につまらない仕事をさせることにたとえる。

〔類〕大器小用/鶏を割(さ)くに焉(いずくん)ぞ牛刀を用いん
〔会〕「浮かない顔してるな」「ああ、来る日も来る日も、くだらん書類整理ばかりでな」「なんだ、第一線で活躍してるんじゃなかったのか」「大根を正宗(まさむね)で切る毎日さ。これじゃおれの才能もさびついちゃうよ」

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伝家の宝刀を抜く
(でんかのほうとうをぬく)

いざというとき以外にはめったに用いない思いきった手段、取って置きの手を使う。奥の手を使う。「この件がここまでこじれたら、わたしは大臣の弟だという伝家の宝刀を抜いて解決してやろうか」

〔語源〕代々その家に家宝として伝わる名刀を抜く意から。

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集英社辞典編集部編

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