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【今週のことば】箪食瓢飲/瓢箪の川流れ/末生りの瓢箪

集英社辞典編集部編

箪食瓢飲
(たんしひょういん)

竹でつくった器に盛ったご飯と、ひさごに入れた飲み物。質素な食事のこと。転じて、清貧な生活を送り楽しんでいるさまをいう。
孔子が『論語(ろんご)―雍也』の中で、弟子の顔回の清貧をほめていった、「賢哉、回也。一箪食一瓢飲、在陋巷。人不其憂、回也、不其楽」によったもので、顔回は生活は貧しかったが、一箪の飯と一瓢の飲み物でその暮らしに満足した。また、『漢書(かんじょ)』にも記述がある。

〔例〕箪食瓢飲しても自分の好きなことをしたい」などと使ったりする。

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瓢箪の川流れ
(ひょうたんのかわながれ)

ぽっかりと川を流れる瓢箪の風情から、浮き浮きして落ち着かない様子をいう。

〔出〕歌謡(かよう)・淋敷座之慰(さびしきざのなぐさみ)
〔会〕「ねえ、まだ退社時間まで30分もあるよ」「あらそう」「すっかり帰り支度しちゃって、まるで瓢箪(ひょうたん)の川流れね。だれとデートなのよ」

◆その他のことわざはこちら!【会話で使えることわざ辞典】

 

末生りの瓢箪
(うらなりのひょうたん)

顔色が青白く、やせていて、いかにも弱々しく見える人のたとえ。「学生時代の彼は、末生りの瓢箪だったが、久しぶりに会ったら恰幅(かっぷく)よく堂々としていたのに驚いた」

〔語源〕「末生り」は、もと、(瓜(うり)類などで)盛りが過ぎてから、つるの先のほうに実がなること。また、その実。生育不十分で味が悪い。

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