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【今週のことば】九夏三伏/夏の虫氷を笑う/蚊の鳴くような声

集英社辞典編集部編

九夏三伏
(きゅうかさんぶく)

暑さが最高になる土用のころをいう。「九夏」は、夏の90日間。「三伏」は、夏至以降の初伏、中伏、末伏の三つをさし、極暑の候の意味。「きゅうかさんぷく」とも読む。

〔例〕「こちらは目下、九夏三伏。暑さにうだっております」とか、「九夏三伏も過ぎ、暑さもどうやら峠を越えたようですね」などと、季節・時候のあいさつなどに使ったりする。

◆その他の四字熟語はこちら!【スピーチに役立つ四字熟語辞典】

 

夏の虫氷を笑う
(なつのむしこおりをわらう)

夏のあいだだけ生きている虫は、世間に氷というものがあることなど知らないから、それを笑うということで、見聞の狭い人間が傲慢(ごうまん)に構えることのたとえ。

〔類〕井の中の蛙大海を知らず/井蛙(せいあ)の見/天水桶(てんすいおけ)の孑孑(ぼうふら)/葦(よし)の髄から天井覗(のぞ)く 

〔出〕談義本(だんぎぼん)・根無草(ねなしぐさ)

〔会〕「いいか、若いうちにいろいろと世界を見て、見聞を広めたほうがいいんだぞ。そうしないと夏の虫氷を笑う、になってしまうぞ。海外にもどんどん行きなさい」「分かりました、お父さん。じゃあ、取りあえずそのための資金をお願いします」「……」

◆その他のことわざはこちら!【会話で使えることわざ辞典】

 

蚊の鳴くような声
かのなくようなこえ

ものを言うときの、かすかな声。「さすが自分が悪いと思ってか、彼は蚊の鳴くような声で謝った」

〔語源〕蚊の羽音を蚊の声と見立てた表現。

◆その他の慣用句はこちら!【ルーツでなるほど慣用句辞典】

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集英社辞典編集部編

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