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連載

いま考えてること(17歳・Mさん)

第31回

Colabo(一般社団法人)

自分の家族ゎ兄弟が多くて、ままとぱぱゎいっつも喧嘩ばっか。うちが生まれた時ゎままが夜の仕事しとって、小さい時の思い出と言えば託児所の先生と公園行ったり、保育所の先生にだっこしてもらったり、そんな思い出しかない。

小学校に入ってからゎいっつも先生に反抗して、怒ってもらって家族にもらえなかった愛情をもらって愛情を確認してた。

んで小4ん時にタバコ吸いはじめた。そっからどんどん悪くなってって、小5ん時に地元で有名な不良な彼氏と付き合い始めた。寂しさを埋めるために家にゎ帰らんと、毎日毎日友達や先輩んとこ行っとった。友達と何回も援交だってやった。

自分たちのこと必要としてくれる大人がいると勘違いしてた。

自分が不良なったら大人ゎ冷たい目で見てきた。でもそれゎ間違ってない? って思う、深夜徘徊してたら声掛けてきて、いい歳した大人が中学生に一緒に遊ぼゆーてきて、自分たちの居場所ゎ夜しかないって思うやん、実際そーやったし。

んで深夜に徘徊しとったらいろんな人と出会う。ヤクザだって、犯罪者にだって。そんでうちゎその人たちと一緒に行動するようになった。
その人たちと一緒じぁない時も何かやらかさな気がすまんくなって、犯罪だっていっぱいした。そのうち簡単に金が入るって聞いて、つつもたせとかもいっぱいした。暴走だって、傷害だって、窃盗だって、詐欺だってした。

そんな生活をしてたから施設に何回も入って、それでもやっぱり家族とゎ上手く行かんかったし、かまってもらえんかったから寂しくてまた夜の街に出た。そこでもいろんなことをしていたから、最終的に少年院に入ることになった。そこでゎ担任の先生が、一生懸命泣きながらでも自分と向き合ってくれて、講話でゎうちらの気持ちに寄り添ってくれて、自分の過去を見ず知らずのうちらに話してくれて、最後に一人一人に握手して、困ったことがあったらいつでも連絡してきてってゆーてくれて、一人ぼっちって思っとった自分の心を救ってくれた人だっていた。

最近自分ゎ少年院から出たけど、やっぱりまた前の生活に戻ってもた。

ここで一つ思うことがある。大人ゎ勝手すぎる。子どもを未成年を利用して最後にゎ捨てる。一人じぁないと思わせて、いいように使って人としてどうかと思う。そりゃうち自身にだって問題がある! でも自分みたいな子が増えんように一人でも悪い大人に騙されんように、親も大人も、もっと子どもと関わる時間増やして見守っていってほしいって思う。

まだうちゎ寂しいし、かまってほしいし、自分のことだけ見てほしいとか思うけど、今ゎ夜の街だけに自分の居場所があると思わん。

うちゎもっと仁藤さんみたいな大人が増えるといいなって思う。

いま考えてることゎやっぱり子どもゎ愛されたいし、かまってもらいたい。だから夜の街に出てる子がおっても、声かけてホテルに誘ったり、お金で子どもを買うことゎやめてほしいと思う。

今悪い大人に騙されとる人も、仁藤さんに相談とかしてみたらいいと思う。少年院とか施設に行くような子が減ったらいいなってほんま思う。それがうちがいま考えとること。

著者情報

一般社団法人

Colabo

コラボ

『すべての少女が 「衣食住」と「関係性」を持ち、困難を抱える少女が搾取や暴力に行き着かなくてよい社会』を目指して活動する非営利団体。2011年に仁藤夢乃を代表として設立。10代の少女たちと支援する/される関係ではなく「共に考え、行動する」ことを大切にしており、虐待や性暴力被害を経験した10代の女性たちとともにアウトリーチや、虐待や性搾取の実態を伝える活動や提言を行っている。

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