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連載

夏休みの保育園ボランティア応援のお礼(高校1年・Rさん)

第15回

Colabo(一般社団法人)

仁藤夢乃の“ここがおかしい”第9回で紹介した、生活保護家庭の少女から届けられたメッセージ……

 夏休みの保育園ボランティアに協力してくださった方々、本当にありがとうございます。皆さんが寄付などして下さったおかげで、最後までやりとげることができました。
 ボランティアを通して学んだことがたくさんあります。それは、幼児たちの表現方法、言動、行動です。1~3歳くらいまでは、泣いて表現する子が多いです。おもちゃの取り合い、子ども同士のケンカで泣いてしまう子も多いです。でも、泣き止ませて、ゆっくり話をすると、お互い「ごめんね」など仲直りします。だっこをすると泣き止む子が多いです。
 2歳児はケンカやおもちゃの取り合いで泣いてしまう子もいますが、自分でゆずる子もいます。3歳児は、パンチしたりして相手を泣かせて、自分も泣く子もいます。「人に痛いことしちゃダメ」など話せば、わかってくれます。4歳、5歳になると少しずつ泣くことが減ります。お互いで話をして仲直りする子たちもいます。年齢が上がるにつれ、幼児から話しかけてくれたりします。発達には個人差があり、早い子もいれば遅い子もいます。
 私は今回ボランティアを通して、良い経験ができたと思っています。保育士になりたいという思いが強くなりました。来年もまたボランティアしたいと思っています。本当にありがとうございました。
 10日間ボランティアをやって私自身の変化は、最初園児と話すのがやっとという感じだったのですが、回数を重ねるごとに楽しく話せるようになり、先生ともたくさん話せました。その中で特に印象に残ったのは、「最初は自分が近づいて泣いてしまう子も多かったけど、今となっては、寄ってきてくれるし、なついてくれて、皆の笑顔を見れると保育士になって良かった」と一人の先生が話してくれたことです。
 私は、以前は小さい子が可愛いから保育士になりたいと思っていましたが、今は、自分が小さい子を笑顔にしたいという気持ちの変化があります。将来、みんなから頼られる素敵な保育士になりたいです。

著者情報

一般社団法人

Colabo

コラボ

『すべての少女が 「衣食住」と「関係性」を持ち、困難を抱える少女が搾取や暴力に行き着かなくてよい社会』を目指して活動する非営利団体。2011年に仁藤夢乃を代表として設立。10代の少女たちと支援する/される関係ではなく「共に考え、行動する」ことを大切にしており、虐待や性暴力被害を経験した10代の女性たちとともにアウトリーチや、虐待や性搾取の実態を伝える活動や提言を行っている。

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