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連載

何もわからなかった(15歳・中学生)

第14回

Colabo(一般社団法人)

 中2から、寂しくなったり独りって思うとよく新宿に行っていた。そこではいろんな人がいた。学生や、援助交際を誘うおじさん。歌舞伎町には、風俗店やラブホテルなどが立ち並んでいる。悪い男の人たちは、断ることができない少女たちに声をかけるのだ。危険な場所だ。あんな所に行っていたなんて、今考えるとすごく怖くなるけど、当時は居場所と必要としてくれる人を探すのに夢中だった。

 でも今は、居場所っていうか安心できる場所が自分にはある。それがColabo(コラボ)だ。Colaboに関わっている人たちといると本当に楽しいし、高校生やもっと年上の人たちも、怒ったりせず最後まで話を聞いた上でアドバイスしてくれる。一緒に考えてくれる。今まで関わってきた大人とは全然違う。初めて信頼して良いと思える人たちに出会った。だから、他の人たちも一人で抱え込まずに、誰かに相談してみてほしい。新しい道が開けるかもしれない。

 この前、学校で産婦人科医の授業があり、妊娠や性病のことを初めて知った。自分がしていたことがそういうことだったんだと気づいてやばいと思った。自分に今できることは、みんなで考えることだと思っている。

 自分の過去を、いつまでたっても忘れることができない。急に頭の中で思い出すことがあって、そうすると息が苦しくなって呼吸ができない。自分みたいな経験をする人が少しでも減ってほしい。

著者情報

一般社団法人

Colabo

コラボ

『すべての少女が 「衣食住」と「関係性」を持ち、困難を抱える少女が搾取や暴力に行き着かなくてよい社会』を目指して活動する非営利団体。2011年に仁藤夢乃を代表として設立。10代の少女たちと支援する/される関係ではなく「共に考え、行動する」ことを大切にしており、虐待や性暴力被害を経験した10代の女性たちとともにアウトリーチや、虐待や性搾取の実態を伝える活動や提言を行っている。

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